平成28年東京若商会総会報告 室井初男(新20回卒
『平成としては最後となる総会でした。』
テーブル2つ合わせて楕円形の大きなテーブルを造った。ご来賓のみなさまにお座りいただくためである。
一般会員が親しくお声かけできるように会場のほぼ中央部に配置した。このメインテーブルを囲むように、
円テーブルが並ぶ。数えると全部で16ある。当日の急きょ欠席者3名があったが158名がテーブルに着くと、
上野精養軒最大のホールも飽和状態に近い。
テーブルには同級生がいる。久しぶりの再会に話が弾む。向こうのテーブルには先輩が、振り向いた
先のテーブルには後輩がいる。毎年見かける元気な姿がそこかしこにある。
先輩方が築き育て上げてきた若商同窓会。維持発展継続され、今に至る。それが東京若商会だ。
今年で89年となる。すごいことだ。そこにいる我々は、更に推し進めていこうと思っている。若商出身のみなさまが
立ち寄れる憩いの場を確固たるものにするために。来年、母校・若松商業高校は創設107年を、我が東京若商会は
節目の90周年を迎える。役員会では、多くの卒業生のみなさまに「参加してよかった。」と思える90周年記念総会を考慮中だ。
是非とも物心両面にわたりご理解ご協力をお願いいたします。
平成30年 総会参加感想記
夜半の雨もあがりすっきりとした朝を迎えた。明日からまた天気が崩れるという梅雨の合間に天候にも
恵まれた6月9日、大安吉日のこの良き日、東京若商会総会を迎える。
○来年もお待ちしております。
上野精養軒から不忍池を右回りに半周弱歩いた先にいつもの2次会場がある。グランドピアノ備え付けの貸し切りパブに
40名を超える者が集まる。齋藤本部会長や菅野学校長も合流いただいた。ウィスキーグラスを片手に会話が弾む。
イントロが流れる。カラオケだ。多くの者がマイクを握る。ジュエットでみつめ合う熟年カップル。
負けじと手に手を取って踊り出すかつての若者。軽快なステップか千鳥足か当方の眼もおぼつかない。
愉しかりし時間をそれぞれに味わっているようだ。
○2次会に再結集
W写真展Wもあった。OBのプロカメラマンの作品が展示された。また、毎年、集合写真を撮影してくれるのも
プロとして活躍中の若手だ。単なる飲み会で終わるのではなく、各方面で活躍する姿を総会で知ることができるのもうれしい。
現役若商生徒が企画考案したという『桜蜜ラスク』。ベーカリー店とのコラボ商品である。
昨年のパン『きゃんどる ぶれっど』に引き続き会場で販売された。現代風味覚と洒落た包装で
ヒットすること間違いなしだ。たぶん完売したと思われる。
型どおりとはいえ、昨年度の活動状況、予算執行状況の報告、当年度の活動計画、予算執行計画など、
5つの議案を上程。特段のご指摘もなく、ご承認をいただいた。内心、ほっと胸をなでおろす。
最後に旧校歌を熱唱し、ほぼ想定していた時間でつつがなく総会は終了した。
恩師であり元校長でもある本部名誉顧問の菱沼孝様からご挨拶をいただき、室井軍三前会長の音頭で乾杯。
懇親会のスタートである。
昨年同様、乾杯は会津の酒。ビールもいい。乾いたのどを潤す。精養軒自慢の料理が運ばれる。
取り寄せた懐かしい会津のお酒も並ぶ。今年もニシンの山椒漬けやきゅうりの1本漬けも各テーブルに。
毎年のことで、前会長・室井氏のお手製自慢の郷土料理である。郷里を離れて暮らす我々のために、
この日のために、多忙の合間をぬってお造りいただいた。頭が下がる。
舞台では、民謡歌手・根本美希嬢(昭和56年卒)によるWワンマンショーWや毎年恒例となった本部
ご来賓の渡部修作氏(昭和47年卒)による「若商節」熱唱、昭和39年卒の同期の皆さんによる応援歌が
披露されたほか、根本歌手の歌唱に合わせて参加者による盆踊り「会津磐梯山」を楽しんだ。さらに、
ハズレなしの抽選会では高額賞品当選発表があり、数名の当選者には拍手喝采であった。
時間の経つのは早いもの。会場明け渡しの時刻が迫る。最後は参加者全員での集合写真撮影。
お伝えすべきことがまだあった。
○和気あいあいの懇親会
東北の玄関口上野。駅隣接の上野公園内『精養軒』の最大のホールは、東京若商会総会の
6月第2土曜日の指定席。平成としては最後となる総会。ご来賓15名にご臨席を賜り、会員併せて
総勢158名が一堂に会した。厳かに粛々と。,総会の始まり。
物故者に黙とうを捧げ、懐かしの校歌を歌詞を見ながら斉唱。力強い五十嵐会長挨拶のあと、
ご来賓を代表して齋藤同窓会本部会長、菅野学校長、室井邦彦参議院議員(代読)にそれぞれの
お立場から熱いお言葉を頂戴した。
○集大成たる総会の始まり
ご来賓15名様と初めて参加した会員6名の方のご紹介後、頂戴した祝電をご披露し、議事に入る。