東京若商会の平成26年総会を振り返って
総会のためご多忙の中、多くのご来賓にお出でいただいた。遠路会津地元から同窓会本部会長・斎藤共子氏、若商学校長・佐藤信常氏から、
また、会津下郷町出身の子孫にあたるという参議院議員・室井邦彦氏から、お祝いのお言葉とともに、それぞれのお立場からの近況報告など
織り交ぜ、ご祝辞をいただいた。ありがたいことである。
○厳かに、総会の始まりです。
佐藤信常・若商高学校長ごあいさつ
斉藤共子本部会長ごあいさつ
先人達が築き上げた東京若商会は平成26年の今年、創立85周年を迎える。その総会が、去る6月14日の土曜日、東北方面からの
玄関口、上野駅にほど近い「上野精養軒」において開催された。
上野精養軒最大の広さを誇る2階の大広間「桜の間」で午前10時30分、鐘が鳴る。厳かに、総会の始まりである。
前会長 室井軍三氏
前副会長 三瓶英雄氏
また、東京若商会の発展に多大なる功績があったとして3名が表彰された。幹事長、会長職などの重要ポストを30年以上の長期にわたり歴任された
室井軍三氏、副会長職や13年ほど前から発行されている会報の”編集長”(広報委員長)として永年にわたり紙面充実・拡充に尽力された三瓶英雄氏,
副会長6年間歴任されました酒井繁氏。五十嵐会長から感謝状とともに記念品が贈呈された。労いと感謝のこもった大きな拍手が渦を巻いた。
都会のお上品な料理のほか、伝統ある東京若商会総会ならではの“もの”が並ぶ。きゅうりの1本漬けやニシンの山椒漬けである。
前会長・室井軍三氏お手製の会津地方ならではの食べものである。頭が下がる。毎年恒例となっている。
感謝感謝である。更には会津名酒も並ぶ。数が半端じゃない。計算上ひとつのテーブルに10本以上(300ml瓶を計160本)を特別に持ち込み、
注いで注がれて、呑んで呑まれて…。好評もあってすべて飲み干す。
亡くなられた恩師やOBに黙とうを捧げたあと、開会宣言ともいうべき五十嵐会長挨拶。議事として、前年度分
事業報告・決算報告、当年度分事業計画案・予算案を審議いただき、そしてご承認をいただいた。
素晴らしい美声の根本美希さん
出しもの盛りだくさん。民謡歌手・同窓生の根本美希嬢による歌のお披露目、和太鼓保存会による太鼓演奏。生歌、生太鼓に合わせて参加者多数が
宴会場内で大きな輪になっておどる盆踊り「会津磐梯山」は郷愁を誘う。かつての“応援団“による応援歌熱唱、プロボクサーとして活躍中の若い同窓生への
“激励会“などシナリオにないハプニングもあり会場は更に盛り上がる。
民謡歌手若商OBの根本美希さん
校歌斉唱で始まった総会も大詰め。最後は旧校歌を参加者全員で声高らかに歌い締めくくった。
今回の総会に初めて参加したという方を紹介するコーナーがあった。8名おられた。諸般の都合は人それぞれあるものだが、総会出席を最優先いただき、
嬉しいかぎりである。
小竹雅元(まさよし)君
チャンピオンに向かって頑張れ!
渡部修作さんの若商節
抽選会で特賞をいただき喜びを語る長谷川さん
踊りは楽しいな!
ご来賓14名、若商OB133名が一堂に会して行われた総会、懇親会はあっという間に4時間半が過ぎてしまった。
別れが辛いだろうと事務局がセットした2次会に流れた者も多く、また、同期会をするグループもあった。
それでも足りず3次会で出くわした者もいた。恥ずかしながら小生もそのひとりである。
そこであなたにお願いがあります。あなたの知っている関東近郊在住の旧友、先輩、後輩を見つけてほしいのです。
当時のクラスメート、部活動で共に汗と涙を流した先輩後輩、登下校をともにした汽車通仲間、バイト仲間、下宿生などに是非声をかけていただき、
ひとりでも多くの仲間に参加いただくよう、あなたからお願いしてほしいのです。事務的に我々が勧誘するよりも、旧友であるあなたの声かけがずっと
インパクトがあるからです。ひとりでもいいので(多いほうがなお結構ですが)、新たに友だちが見つかったら、ご一報ください。
事務局からご案内状を差し上げますので。
人生上り坂の人、最高潮の人、小生のような人生下りの真っただ中にある者…生き方も、職業も、その後の生活環境も違うけど、100余年の歴史を
有する福島県立若松商業高校卒業生の有志が一堂に会し、語り合い、懐かしみ、酒を酌み交わすことは1年に1回くらいあってもいいことで、楽しいことです。
OBというただ1つの共有点からいろんなことに派生、輪が広がります。東京若商会創立86,87,88…と回を重ねて更により良いものにしていこうと考えております。
そのためには、今年も参加いただいたあなたのご理解とご支援が是非とも必要なのです。
乾杯!懇親会の始まりです
議事
議事
会津から来ていただきました渡部修作さんの応援歌
年1回の総会に参加する多くの同窓生は、厳粛な議事審議などの総会よりもたぶん、当時の同級生や恩師の先生との再会を楽しみにしている諸氏が
多いのではないだろうか。不謹慎でなくそれで結構、大いに結構である。
元会長・東崎進氏の乾杯の音頭で懇親会が幕開けた。ちょうど昼どき。のどが渇いた、お腹も空いた。ビールのノド越しがたまらない。一気に解放感に浸る。
懐かしい面々との再会…。”本番”のスタートである。
昭和44年卒業(新21回卒) 三浦 新治
梅雨の時期ながら、暑いくらいの晴天に恵まれた。過去の例をみても総会開催日に雨に当たった記憶はほとんどない。
天は我々に味方する。これも若商OBの心意気反映か。
……中締めの時刻が迫る。会場の都合で今年は昨年に比べ1時間早く会場を明け渡さなければならない。中締めのあいさつもそこそこに、集合写真撮影である。
時間の関係もあって、壇上から、ほろ酔い気分で微笑む参加者を撮る。連写でシャッターを切るのはプロカメラマンの同窓生である。昨年は被写体の皆さんに
壇上へ上がっていただいたが、今年は逆の構図で、これまた中々いい。出来栄えすこぶるいい。……時計の針は午後3時に向かって時を刻む。
……お開きである。
特賞をいただき喜びを語る薄さん
応援歌ヨーイ
ご来賓の皆様方とパッチリ
佐藤充先生と佐藤信常校長先生
う
皆さん上手に踊れえますか?
太鼓の皆様、今年もありがとうございます
前副会長 酒井繁氏
抽選会もある。これも毎年恒例だ。人気の高額商品をはじめ、空くじナシの抽選会は懇親会の大きな楽しみのひとつでもある。
何が当たるか興味津々だ。抽選会の賞品は、秋葉原の電気街に自社ビルを構える若商OBのオーナーからのほか、東海方面からの参加者や他の
同窓生からも提供を受けた。ありがたく、感謝しなければならない。
五十嵐和雄会長挨拶
三浦新治副会長開会の辞
旧校歌斉唱
山田積次副会長・閉会の辞
室井邦彦参議院議員ご祝辞
○来年また会おうぜ!
総会は6月第2土曜日開催、と決まっている。正式には役員会で協議・決定されご案内状をお送りするが、まずはそう思っていただいて結構である。
だから、今から出席予定を立ててほしいのです。
ご来賓の皆様方
小竹雅元氏・現スーパーバンタム級プロボクサー
校歌斉唱
校歌斉唱
●
歌にあわせて皆さんが楽しそうに輪になっての踊り
セットした13の円テーブルに同じ卒業年次者を同席できるように配置したこともあり、したがって、汗にまみれて夢中になったこと、担任先生の悪口や目立った
悪ガキのこと、儚く散った片想いのこと、隠れて呑んだ酒の話など……共通点も多く当時を懐かしむ会話が漏れてくる。グループで写真を撮ったりで、少々皺が
目立ったり頭部に白いものが混じったりお腹ぽっこりの者も多いが、気持ちは皆、青春時代に舞い戻っている。アルコールもほどほど?に、けっこう?入り、
テンションも上がる。
東崎進顧問より乾杯のご発声
16回卒の皆さんご苦労さん
○一転、懇親会は盛大に。
楽しいひととき皆さん満足そう
同期の皆さんと!
都心に居ながら、ふるさとと出会えるところ、それが同窓会。お会いしましょう。再会できることを楽しみに。あなたと
お友だちのお越しをお待ち申しております。