飛鳥山公園
六 義 園
富岡八幡本殿
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5. 2006年4月16日 参加者21名
2009年11月16日
櫻保存林の一部
森林科学館
「高尾に咲き誇る櫻を愛でに」 三瓶英雄(新10回卆)
春もたけなわな昨年4月16日、家族同行者4名を含む21名が参加してJR高尾駅下車、徒歩10分の「多摩森林科学園」を訪れ、
多種に亘る櫻の花の探索を楽しみました。 元々は宮内庁その後は農林省の林業試験場で丘陵地帯の広大な敷地の一部に
起伏のある約2kmの散策路が整備されていて、珍種を含む250種・2000本の櫻の木が植えられており、遅咲きで丁度見頃な
花が我々を迎えてくれました。 あでやかな、豪華な、あるいは楚々とした多彩な色や大きさの花が咲き誇っていて、
その都度歩みを止めては感嘆の声を挙げてしまいました。
どこに目を遣っても櫻の花ばかりの見事な景観の中での昼食もまた格別、「ああ幸せだなあ」と実感できたひとときでした。
その感激と興奮はなかなか醒めがたく、高尾駅前での反省会で最高に盛り上がって散会しました。
4. 2005年10月29日
「江戸の文化を訪ねる」 三瓶英雄(新10回卆)
江戸東京博物館
横網町公園
名所旧跡巡りの会は、10月11日(土)小江戸と呼ばれる川越を訪ねた。総員13名。
世話人、上杉しの熟練した采配でスムーズに運んだ。 手作りの「若商会」の旗を先頭に、江戸時代の蔵つくりの家並みを闊歩する重要な土蔵や
漆黒の壁群の中に、400年の歴史を伝える大沢住宅(重文)を観る。 近くには、今も告げる「時の鐘」が聳え、16.2メートルの威容は
近在に欠かせない物であった。 隣の一角には昔懐かし駄菓子屋横丁が軒を連ね、幼少の頃を思い出させてくれる。 昼になり名店の蕎麦を堪能し、
川越発祥の地、川越城本丸御殿に向かう。
徳川家歴代の大名が連綿と治めた御殿は抜群の威容を誇る。 名刹、国宝「喜多院」訪う。 巨大な法塔や大伽藍に接し、見事な庭園に度肝を
抜かれ、三代家光の誕生の間や春日の局の化粧の間など、江戸城より移設した黒衣の宰相「天海僧正」(会津高田町出身)の権力の凄さを彷彿させる。
境内の五百羅漢は、詣でる人を和ませて呉れた。 かくて二時半、名所旧跡を訪ねる旅は、約一万歩の行程を踏破して現地解散する。
「温故知新」先人の偉業に学び、文化を知る、豊かな一日であった。
2010年4月17日
秋もたけなわの昨年10月29日、大江戸は川向こうの両国を、佐瀬善彦先輩ほか新制長老組に世話人を担当いただき探訪しました。
両国はその地名の由来のとおり武蔵国と下総国を繋ぐ町、江戸時代に華やかに拓け、ご存知相撲のメッカとして栄えてきました。
また、葛飾北斎、芥川龍之介、船橋聖一など文人墨客を輩出してきました。
江戸下町の情緒も残るそんな両国の町を、ご夫婦二組も含め参加者23名でぶらりぶらりと巡ってきました。
大相撲九州場所開催目前で不在のため、数ある相撲部屋の見学は残念ながら叶いませんでしたが、勧進相撲発祥の地として旧国技館が
出来るまで80年近く境内で大相撲挙行され、また、明暦の大火安政の大地震・関東大震災などの死者が回向されていて、
中村次郎吉(鼠小僧)の墓でも有名な回向院を皮切りに、規模は縮小されたもののなまこ壁に往時を偲ばせる忠臣蔵でご存知の本所松坂町の
吉良邸跡、芥川龍之介碑、勝海舟生誕の地である両国公園を訪れた後、四十七士の討ち入りにちなむ元禄二八そばの老舗で舌鼓を打ちました。
そしてまだまだ元気いっぱい、今回のメインイベント江戸東京博物館に向かいました。 入館時に全員シニア・団体の観覧料を交渉して
実現させたのも愉快な思い出、ユニークなデザインの巨大な館内は400年に亘る江戸から東京に至る歴史を語る実物や模型を展示、
なかでも江戸時代の日本橋界隈が忠実に復元されて実際に渡ることができ、江戸情緒を満喫することができました。
自由行動でみんな集合時間が迫るのを惜しむほどすっかり堪能したせいか、その後のコース巡りは若干疲れ気味でしたが、関東大震災の
大惨事と復興を記念する横網町公園、江戸の名園と謳われた旧安田庭園を訪れた後、仕上げに全員旧JR両国駅舎を改造した
ビヤーステーションで盛り上がり、次回行事への期待をこめ再会を約して散会しました。
3. 2005年3月26日 (国立市の桜並木・一橋大学構内・谷保天神・昭和記念公園)
2. 2004年4月24日 参加者17名
1. 2003年10月11日 参加者13名
8. 2007年10月20日
2007年05月12日 参加者29名
かつて将軍家が日光東照宮へ参詣する御成道として賑わった晩秋の都内本郷通りを11月18日、18名が参加して散策しました。
JR王子駅前に集合して、世話人の橋本亮君手作りの濃紺の同窓会旗を先導に、王子稲荷神社->名主の滝公園->王子神社->音無親水公園と
今も江戸文化が色濃く残るコースを巡った後、八代将軍吉宗が江戸市民に桜の名所として開放したのが始まりで明治時代に
日本で最初に公園に指定されたという飛鳥山公園へ。
飛鳥山博物館・渋沢栄一邸跡を見学した後、園内で輪を作って穏やかな晩秋の日射を浴びながらの昼食、そして元気回復後本郷通りを
旧古川庭園・六義園に向かいました。 旧古川庭園は明治の元勲陸奥宗光の別邸を古川財閥の手で造園した大正初期を代表する庭園で、
ジョサイア・コンドル設計による洋館、洋風庭園には丁度多種のバラが咲き誇り、石段をおりてから始まる和風回遊式庭園と面白い
コントラストを見せていました。 六義園は五代将軍綱吉の寵臣柳沢吉保が46000坪の土地に回遊指揮築山山水庭園を完成させたもので、
現存する数少ない大名庭園のひとつといい、広い庭園を巡るとその豪華さを実感しました。
そして全員まだまだ元気、番外編で巣鴨に向かって「おばあちゃんの原宿」とげ抜き地蔵に参拝、そして仕上げに反省会で盛り上がりました。
7.「日光御成道 王子・駒込を辿る」 三瓶英雄(新10回卆)
お花見にはちょっと早かった3月26日、国立市の桜並木と立川市の昭和記念公園で”お花見とバーベキュー”を楽しみました。 暖かい春の陽気に恵まれて、
参加者25人は足取りも軽やかにJR国立駅を出発しました。 駅前から続く大学通りは200本の桜並木が続き、満開だったら桜も人出もどんなにすごかったでしょう。
途中一橋大学の広く閑静な構内でしばし学究的雰囲気にひたり、谷保天満宮では湯島、亀戸と並ぶ三大天神として有名な谷保天神さまに願いをかけ、
JRで立川に向かいました。 立川駅から昭和記念公園まで徒歩20分。入り口から更に25分、色とりどりの春の花や木々の芽生えを眺めながら
ようやく目指すバーベキューガーデンに到着。 ずいぶん歩いたのでおなかはペコペコ。 すぐにバーベキュー開始と思いきや、みんなで準備を整えて
いよいよ乾杯! 料理に手慣れた腕前の人、味付けに気を配る人それぞれに持ち味を発揮して、野菜たっぷりのヘルシーバーベキューは最高に美味しくなり、
ついつい食が進みました。 大きな青空の下で、おしゃべりやバーベキューで和やかなひとときを過ごした後は解散。
解散後は広大な園内を散策して、今を盛りに咲き誇るアシビやサンシュユ、チューリップ、水仙、ポピーなど春の花々をじっくりと楽しみました。
しかし、男性の多くは花よりお酒?と二次会に心奪われいそいそと出口に向かって行きました。
次回は、新5の皆さんによる魅力的な計画がありそうです。 また元気でお会いしましょう。
「お花見とバーべキュー」 青木タカ子(新12回卆)
第二回目の名所旧跡巡りの会は、ハイキング会と合同で4月24日「皇居周辺巡り」を行った。
総勢17名、丸ビルを振り出しに皇居東御苑を参観する。 歴代将軍の居城、江戸城の威容を尋ね広大な庭園や石垣、果ては大奥、本丸跡など武門の
見果てぬ歴史に酔いながら、千鳥が淵から靖国神社、北の丸公園と名所旧跡を訪ね、15,000歩の行程を無事終了した。
世話人、三瓶、上杉、中野氏に多大な感謝。
横浜・鶴見エリアを歩く
三瓶英雄(新10回卒)
前日は荒れ模様のため順延となった11月15日、鶴見駅前に16名が集い晩秋の柔らかな陽射しの下、元気に横浜・鶴見エリアを辿った。
最初にバスで向かったのは区の北東部台地に位置する散策路「歴史と緑の散歩道」、ミニハイキングコースと静かな住宅地をのんびりと
抜けると今回のメインコース三ツ池公園入口へ到着。
広大な県内屈指の同公園は、上の池・中の池・下の池の三つの池を中心とした広場の周囲を小高い丘が囲む地形からなっている。
一夜明けて昨夜来の雨も上がり、絶好のハイキング日和となる。(長期予報では雨模様であり、先行き心配、小雨決行か参加者への
問い合わせは?昼食の場所は等々・・・数限りなく不安が浮かんできたが、そんな心配もなくなりひと安心。晴れ男・女に?に感謝!)
当日集合場所の国分寺駅に、定刻の10時には全員集合。1名増の23名で殿ヶ谷戸庭園を皮切りに「ハケの道」と野川沿いを散策し
一路深大寺を目指してのスタートです。
行程は歩行3時間弱。見学・休憩を入れて5時間半。 小春日和で絶好のコンデションの中、午前中は貫井神社、滄浪泉園、小金井神社、
ゴールの武蔵野公園での昼食を目指しました。 途中は自然の残る閑静な住宅街を縫うように季節の花々草木を眺めての進行。
車座での昼食は格別な味!昼食を少し早めに切り上げ午後のコースへ。
野川公園、近藤勇生家、道場跡、龍源寺を経て終点の深大寺へ向かう。 実は下見の時に、この長い野川添いの行程を心配していましたが
皆さん健脚で頑張りました。 野川には鴨がたくさん群れ、鯉が泳いでたり、又風車もあったりして、回りも各々風情あり単調にならずに済んだようでした。
深大寺には予定よりも早く到着。境内散策の後、打上げ。 懇親会で名物のそばに舌鼓を打つ人、呑み助の人、各々話しに花が咲き、
大いに盛り上がり、話尽きない中、丁度時間となりました。
今回は何人かの常連さんの顔が見られず残念でしたが、次回は青梅方面でとのこと、更に大勢参加下さいますように。
又、お会いできる事を楽しみに報告と致します。
そして西新橋エリアを三十分ほど歩きJR線・ゆりかもめ・首都高の高架を潜り抜け浜離宮恩 |
賜庭園に到着。ここは将軍家の鷹狩場だったところに甲府宰相綱重が下屋敷として広大な大名 |
庭園を設け、将軍家御浜御殿を経て明治以降皇室の園遊地、戦後一般に開放された国の特別名 |
勝・特別史跡。25万平米の広大な園内に中の御門橋から入園し鴨塚・八景山、汐入の池、富 |
士見山、竹芝埠頭・レインボーブリッジ・晴海方面を望むことができる海岸、幕末、鳥羽伏見の |
戦いでの旧幕軍敗退で慌てふためいた徳川慶喜が会津藩主容保・桑名藩主定敬兄弟らを引き連れて |
海路上陸した将軍お上がり場、水上バス乗り場、コスモスが咲き揃う花畑などを巡って正面入口の |
大手門橋まで一時間ほどの散策を楽しみました。そしてコース最後のシオサイト(汐留)内に在る |
わが国初の鉄道の起点となる旧新橋停車場跡・鉄道歴史展示室を見学した後新橋駅前に向かい、打 |
ち上げ会で大いに盛り上がった後散会しました盛り上がった雰囲気が覚めやらぬままに二次会に |
向かった人たちも見受けられました。 |
皆さん、お疲れ様でした。 |
大勢の為長く伸びがちになる行列をまとめるしんがり役を三浦新冶さん・小林伸行さんに引き |
受けてもらい、次いで向かった増上寺は徳川家康が菩提寺とした浄土宗大本山で歴代将軍の墓 |
所として隆盛を極め、周囲の東京タワー、プリンスホテル、学校、図書館、運動施設が点在す |
る緑地帯はかつて広大な境内ででした。大勢の参拝客で賑わい正面の壮大な三解脱門、裏手の |
将軍家墓所が特別公開されていたが、所要時間と拝観料の都合で本殿へのお参りのみで見学は |
省略して次へ移動。 |
次の東京タワーはご存知333米の東京のシンボル、高さではスカイツリーに取って替わられ |
ようとしているが大展望台150米、特別展望台250米に登ろうとする人々で大賑わい、わ |
がグループはここも所要時間と入館料の都合で暫し休憩後次へ移動。 |
次に向かったのはNHK放送博物館、標高26米!の愛宕山上に建ち地上からエレベーターが |
通じて至って便利になったが、元気に階段を登る人も。敷地内を拝借し見学前に腹ごしらえの |
昼食、いつもながら女性陣から心尽くしの料理やデザートなどが廻され、ありがたくご馳走に |
なりました。 |
お腹も満ちてさあ見学、因みに無料!。ここはNHKが大正十四年に初めてラジオ本放送を始 |
めた地で4階建てのフロアーで日本の放送の歴史を紹介しており、小中学生らの団体に混じっ |
て興味深く見学、大河ドラマや朝ドラの資料なども展示されていました。 |
そして山頂並びの愛宕神社に移動、ここは慶長年間に創建された神社で正面の八十六段の急な |
階段を寛永年間、曲垣平九郎が将軍家光の面前で馬で駆け上がったことで知られています。 |
参拝後、あまりの急階段なので脇の女坂を下ったのに、この急階段を下りた猛者が女性を含め |
数名居ました。 |
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富岡八幡宮横綱力士碑
午後の部は清澄公園を経て仙台堀川を進むと「奥の細道」の代表的な句が掲示された「芭蕉俳句の散歩道」が続き、そしてここから旅立ったという
「採茶庵跡」に至る。更に「滝沢馬琴生誕の地碑」を経て深川不動堂に到着、この辺りは江戸情緒を色濃く残す門前町として深川の中心であるという。
参拝後門前の店を冷やかし隣の富岡八幡宮へ。江戸三大祭りのひとつ「深川八幡まつり」で有名で豪華な神輿が展示されていた。
また江戸勧進相撲発祥の地として知られていて、境内には横綱力士碑・超50連勝力士碑・巨人力士碑、更に伊能忠敬像などを観ることができ、
これでコースを完歩。最後に木場駅前での反省会で大いに盛り上がり散会した。
清澄庭園
続いて芭蕉庵跡の芭蕉稲荷、江戸時代船の出入りを監視するために設けられていた川番所跡、北の海部屋・大嶽部屋・シコロ山部屋を経て、
清澄白河に数多く散在する寺のうち霊巌寺に到着境内には寛政の改革をなした老中首座松平定信の墓を始め今治藩主、膳所藩主など大名の墓が多く
江戸六地蔵が在ることで知られている。周辺の白河の地名は松平定信の領地に由来している。
この後清澄庭園に移動、大名の下屋敷跡を三菱の岩崎弥太郎が大泉水と全国から取り寄せた名石・銘木を配して完成させた広大で
見事な園内を回遊して自由広場で昼食を広げる。一隅には芭蕉の「古池や〜」の句碑を観ることができる。
最初は森下文化センター内に在る「田河水泡のらくろ館」、ここは幼年期から青年期までを江東区で過ごした漫画「のらくろ」の作者田河水泡の
遺品や業績を紹介する施設で、戦中戦後世代には懐かしい思いがあり、食い入るように展示物を眺める人も見受けられた。
続いてのらくろろーどを経て墨田川に面した芭蕉記念館に到着、ここからは暫し芭蕉ゆかりの史跡が続く。
松尾芭蕉は、伊賀上野の出身で京都を経て江戸俳諧の中心地日本橋に居を定めるが、やがて金や名声への欲に満ちた江戸俳壇に嫌気が差し、
江戸市中を去って隅田川東岸の当地に草庵を結んで隠棲し、元禄2年ここから「奥の細道」行脚に旅立った。
池や滝、芭蕉の句が読まれた草木が植えられた小じんまりした庭園を抜け隅田川沿いの「水辺の散歩道」に下りると、満々の川面と対岸に
大きな建物が望まれ展望が広がる。護岸壁や散歩コース沿いには芭蕉の句が幾つも続く。程なく「芭蕉庵史跡展望庭園」に到着、
隅田川に小名木川が注ぐ角地に在る水辺の風景が楽しめる庭園で、芭蕉の像や数多くの句碑がありここで記念の集合写真。
そして芭蕉史跡巡りを記念して成田トミ子宗匠から予め宿題を出されていた俄が弟子たちがひねり出した一句が披露される。
4月も半ばというのに前夜は雪に見舞われ冷たい雨の残る17日朝、19名がJR両国駅に集合して東京の下町深川エリアを元気に辿った。
スタートする頃には雨もやんで勝海舟生誕地碑の建つ両国公園、ニ所ノ関部屋を経て清澄通りに入り、ニ之橋を越えるとここから深川の地だ。
深川は、江戸時代までは東京湾に注ぐ河川のデルタ地帯で江戸初期から埋め立てが始まり慶長年間に新田開拓に当たった深川八郎右衛門に
地名を由来すると言われている。明暦の大火後幕府が深川に武家屋敷や社寺を移すと、水運を利用した各種の商工業が発展し社寺は江戸庶民の
参拝遊興の地として栄えた。
昭和20年3月の東京大空襲で焦土と化したが復興を遂げ、現在は江戸の名残を色濃く留めた地として広く知られている。
歩くうちに青空も見え始め、不安半分で早朝全員に決行の連絡をしただけに安堵の胸をなでおろす。
東京・深川エリアを歩く
6. 2006年11月18日 参加者18名
旧古川庭園
東京都庭園美術館 二景
庭園美術館のお庭での記念撮影
林試の森公園
国立科学博物館付属自然教育園
五百羅漢
「目黒周辺に残る自然と江戸文化を訪ねて」 三瓶英雄(新10回卆)
目黒不動尊
桜の花の見頃もはや過ぎ、なまめかしいような春の色が一段と濃くなった5月12日、これまで最高の29名が参加して、
JR目黒駅を起点として、おしゃれな街白銀台に今も残る自然と山手線の外側に続く寺社等の江戸文化を探訪しました。
最初に向かったのは国立科学博物館附属自然教育園、武蔵野の自然をほぼ完全に残し都心とは思えないほどの豊かな
雑木林が拡がり植物が自然のままに生息する変化に富んだ広大な園内を散策、ついで隣接する東京都庭園美術館へ、
旧朝香宮邸として建てられたアール・デコ調の建物と和洋両風の緑溢れる庭園を一巡後、青空の下広い芝生で昼食弁当をひろげました。
元気回復後、山手線を跨ぎ急勾配の行人坂を下ると程なく大円寺到着、江戸時代の大火の犠牲者を供養する石仏群にお詣りしてから、
更に目黒川まで下り山手線を渡ると、多くの寺社が立ち並ぶ一帯にある蛸薬師(成就院)に到着、ここには会津藩の始祖保科正之の生母で
将軍秀忠の側室であるお静の方が、我が子の栄達を祈願して奉納したと言う「お静地蔵」が祀られていました。
そしてその近くにある五百羅漢寺へ、ここは305体の羅漢像が居並ぶ陳列館や国重要美術品の梵鐘、見応えのある歌碑などが圧巻でした。
次いで幕府の手厚い保護を受け、江戸近郊における有数の参詣行楽地であった目黒不動尊を参詣、境内にある独鈷の滝、
サツマイモで知られる青木昆陽の碑、北一輝の碑、平井権八と小紫を祀った比翼塚等を観賞しました。
そしていよいよコース最後の都立林試公園へ向かう、少々疲れを覚えてきた人も見受けられたが、緑溢れる広大な園内を
散策して小憩後、終点武蔵小山駅に向かい、駅近くにある東崎会長ご愛用の中華料理店での反省会で大いに盛り上がって散会しました。
野川公園
武蔵野公園
深大寺そば
「野川ハケの道と深大寺を訪ねて」
十月も終りに近く小春日和と言ってもいいような穏やかな陽気に恵まれた二十九日、初参加者 |
六名を含む二十七名が浜松町駅を起点に、旧芝離宮恩賜公園→増上寺→東京タワ→NHK放 |
送博物館→愛宕神社→浜離宮恩賜庭園→旧新橋停車場跡と元気に辿りました。 |
今回のハイクのため初参加の佐藤公吾さんが全員に用意してくれたカラープリントのコースマ |
ップを手にさあ元気にスタート。最初の旧芝離宮恩賜公園は、浜松町駅のすぐ海岸側に在る |
国の名勝に指定された今も残る古い大名庭園「回遊式泉水庭園」で、今回ハイクの手始めにと |
池を中心に軽やかに庭園内を巡りました。 |
三瓶 英雄(新十回卒)
2011年10月29日(土)
「秋の都心 芝・新橋エリアを歩く」