東京若商会・平成29年秋季親睦旅行

未踏地・群馬への旅でした

〔2日目〕温泉街自由散策→吹割の滝→大塚製薬工場見学→アキバ

新21回卒 三浦新治

2017年10月1日〜2日

 最初に向かったのはこんにゃくパーク。ここは誰でも利用できるこんにゃくバイキングがあり、無料で食べ放題とあって人気だ。
最近の「行ってみたい観光地」上位にランキングされている。昼食を摂りながらこんにゃくバイキングを楽しむ。
日曜日であり、昼時とあって、他の団体や一般客が行列を作ってイモのこを洗うような混雑であった。
この場所限定品など土産コーナーの売り場面積は結構広いが、そこも買い物客が多く人をかき分けながら歩く状況であった。
昼食後は自由時間とした。
こんにゃく製造工場が併設されており、こんにゃくに関する説明や豆知識などがパネルで紹介されており、実際の製造過程を
ガラス越しに見学できた。また、パーク内には足湯もあり、さっそく嗜む者もいた。お天道さまギラギラと暑く、食後ながら
ソフトクリームを頬張る者も多数いた。

 朝食後は散策時間とした。天下の伊香保温泉である。情緒ある階段街を自由に思いのまま味わってほしいと思ったからである。
子丑寅…の12支レリーフやガラス張りの中を勢いよく流れ落ちる“温泉の滝“、温泉まんじゅうの発祥といわれる「湯の花まんじゅう」店、
更には伊香保神社など見処たくさん。多くの方に散策いただけたようだ。

 伊香保の湯に浸かる。白銀の湯である。夜空を見上げて浸かる露天風呂は至福そのもの。
静寂にして1日目終了。

 ところで、2次会での出来事。永年若商会で多面に渡りご尽力され、旅行会参加常連でもあった三瓶英雄氏が8月、急逝され惜しむ声が多々あった。
小学校から中学、若商学び舎でも共に過ごし、仕事現役時代も支え合い、趣味の山の会でも付き合いがあったいう相田氏、若商剣友会の立場から
三瓶氏なくては存続し得なかったという佐藤順昭氏、両氏からそれぞれ深き重みあるお話をいただいた。
ショックを隠し得ない多くの仲間が在りし日の三瓶氏を偲び献杯した。

〔1日目〕アキバ→こんにゃくパーク→富岡製糸場→伊香保温泉

雲一つない晴天に恵まれた。10月1日日曜日、待ちに待った東京若商会の旅行である。
予め注文済のビール等の飲料や2次会用のツマミ等をバスに積み込み向かったのはアキバの集合場所。
すでに参加者の多くが今や遅しと待っていた。参加者25名のうち、予定の24名乗車。
サロンバスは、若商会旅行先としては未踏地の群馬に向かって動き出す。混雑なく、高速道路も快走。

 次に向かったのは、3年前に世界遺産に登録された富岡製糸場。予約のガイドさんと合流。施設内を丁寧にご案内いただいた。
外国の支援を受けながらもその後培った日本の技術力をあらためて噛みしめた。「明治5年」と銘のあるメインの建物に入る。
管理の行き届いた内部で生糸の養蚕技術の実演など当時を垣間見ることができた。
三々五々限られた時間を有効にあちこち移動する仲間の後姿があった。

 急いで部屋を片付けテーブルを仲間の各部屋から運び入れ、計4つのテーブルを並べ、2次会場をセット。お酒飲む人、
飲まない人、そんなの関係ネー!気兼ねなく集まるのが目的だ。ほぼ全員が集結し幹事部屋はパート2の宴会場と化す。
2つ合わせて16畳ある広めと見える部屋だが、さすがに飽和状態を超えた。でも、そんなの関係ネー!毎回手の込んだ
ニシンの山椒漬けやお手製キムチなどや、産地直送自家製枝豆や提供いただいたツマミ、買い込んだツマミなどが所狭しと並ぶ。
恒例のお手製2次会である。高級品はいらない。愛情満載のツマミがあればそれが最高。気兼ねなく時を忘れて話せるのがいい。
会津銘酒が更に皆を酔わせる。旅の醍醐味。

 集合写真を撮った後、若女将らに見送られ、東洋のナイアガラ「吹割の滝」に向かう。手摺りなどなく危険もなくはない自然満載である。
上から落下する滝とは違い、深い谷底に落ちる「吹割の滝」は日本では珍しい滝。
迫力を感じながら、滝に落ちることなく全員無事帰還。

 昼食後に向かったのは大塚製薬。工場見学ができるということで足を延ばす。「東京若商会」の名の入ったスクリーンを見て感激。
これから始まる概要説明のトップページにである。一通りの説明後、パネルコーナーでの説明を受けポカリスエットを主に
製造しているという工場ラインを観させていただいた。一流企業は見学者対応の体制も立派で、そのためか製品に親しい印象が増した。
お土産付きで企業イメージ上昇って感じである。

皆さんお疲れ様でした また来年参加してね!

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 バス駐車場への道のりを間違えた者があったようだが、集合時刻には全員集合し、向かうは本日の宿・伊香保温泉だ。
群馬を、日本を代表する名湯・伊香保の湯。先ずは湯に浸かっていただく。その後は、恒例の懇親宴会。
乾杯の音頭高らかに乾くノドをビールで潤す。最高の気分。場所といい、雰囲気といい、料理を前にみんなが期待する
ディナーショーの始まりだ。直行の1名が加わり総勢25名の懇親会。持ち込んだ会津銘酒を飲んで、食べて、会話が弾む。
酒は百薬の長、1升瓶2本近くが五臓六腑に染み渡る。ハーモニカ2つを使い分ける演奏、清宮兄弟を題材とする落語など、
出し物多し。若女将の会津銘酒の呑みくらべもあり、場を盛り上げた。酔いしびれるカラオケ美声が続く。
全員で舞台に上がり「高校三年生」。続くは恒例の「青垣山…」を若商会重鎮の佐藤順昭先輩の音頭で大合唱。
田中洋子女史の腕を振っての応援指揮。…最高潮で宴も終了。

 つたない素人添乗員である小生を見抜いたのか、今回の旅行では美貌のプロ添乗員が同行してくれた。旅行社の好意であり、
和やかな雰囲気をつくってくれてお陰で助けられた。
そして、いつもながら、参加者の皆さんにご協力をいただき、
感謝、感謝である。

 工場見学を最後にサロンバスは一路帰途へ。都会の喧騒の中、アキバに無事帰還。