東京若商会・平成28年秋季親睦旅行

 宿泊定員5名の和洋室を全部で6室準備いただいたが、うち一つを幹事部屋としてここを2次会場とした。
隣の部屋からテーブルを運び入れて2つ並べ、出発時にバスへ積み込んだツマミの数々を所狭しと並べる。
ツマミは市販品もあるが、手づくりの芋の煮っ転がし、枝豆、ナスや大根の漬物、きゅうりの一本漬け、
「くさや」まで作っていただいた。ビール、日本酒やワインも並ぶ。大きな声で言えないが、すべて持込みの
手づくり2次会だ。これぞ若商旅行会の醍醐味である。お酒飲む人・飲まない人、そんなの関係ねぇー!
旅行参加者全員が結集。話が弾む。多くの方のご協力を得た、たぶん日本一の手づくり2次会である。

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埼玉・秩父方面

楽しい愉快な旅でした! 

温泉入浴後はお待ち兼ねの宴会。乾いたノドを乾杯のビールなどで潤し、お酒も入りお腹も満たされつつ
進行すれば、知る人ぞ知る若商旅行会恒例の演芸会である。カラオケもいいが、それは序の口。赤パンツ
ちらリズムのラインダンスや大胆ご披露おどりはご存知「WBC」(若商美人クラブ)の面々。1年間構想を
練ったという落語発表会。会議用テーブルにクロスを掛け座布団を準備しての特製“高座“で一席打って
もらった。愉快なアカペラエンドレス熱唱歌など若商旅行同好会演劇部の俳優軍団は芸達者揃い。
参加者を大いに楽しませてくれ、宴会は盛り上がりの状況が続く。2時間制限の宴会はあっという間に過ぎ、
最後はこれも恒例の『青垣山を…』熱唱で御開き。ご存知これは第1幕終了であって、第2幕開始の予鈴で
ある。幹事部屋に移動。楽しみはこれからも続く。

 途中、サービスエリアで最後の買物。都心の有料道路は混雑渋滞したが、アキバには夕刻無事到着した。

2016年10月2日〜3日

新21回卒 三浦新治

 その後、御一行を乗せたバスは宿入り。秩父市街を見下ろす高台にそのホテルはあった。
やがて夕暮れ迫り街に光が灯る。ロケーションがいい。

 参加者には2日間、楽しんでいただけたようだし、いつもながら種々苦労は付きものだが、終わりよければ
すべてよし、でしょうか、笑顔を視れば苦労は消える。ハッピーエンド。…かくて今年も愉しかりし旅となった。

 朝一で地元秩父の酒蔵・武甲酒造へ。店舗は国指定登録有形文化財であり歴史の重みを感じる。
酒蔵内見学と試飲も楽しませていただいた。その甲斐あってかお酒類購入者多数あった模様。

 秩父といえば日本の三大曳山祭のひとつ「秩父夜祭」のまさにお膝元。観光客のためか「まつり会館」
があり雄大な「笠鉾」が展示され、映像でも「秩父夜祭」を堪能できた。「秩父夜祭」は秩父神社の例祭。
小雨の中、秩父神社も拝礼。この時ばかりと世の平安を祈る。

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 朝方うす曇りであったが、時間の経過とともに雲が取れ、出発時は快晴となった。若商会秋季旅行を
祝うように。買い込んだり各種手づくりのツマミ、寄贈品のビールやワイン、一升瓶4本の日本酒など
半端でない大量の若商会旅行の各種“必需品“をバスに詰め込む。旅行大好き人間21名も乗車完了!

関越道を北上し、最初は「吉見百穴」に立ち寄る。古墳時代の墓跡であると言われているほら穴に入ったり、
光を放す貴重稀なヒカリゴケを覗いたり、太平洋戦争末期の軍需工場地下壕跡ヒンヤリ洞窟を通ったり、
近くの観音様など観るところが多かった。昼食後に向かったのが「長瀞ライン下り」である。舟が苦手の方には
申し訳なかったが、外せない名所である。穏やかな川の流れの一方急流下りのスリルを味わう。
船頭さんから言われていたが、波除けビニール掛けが充分でなかったのか、波をかぶり、いい男になった
御仁もいた。舟を降り岩畳も散策した。

 台風18号の遠因かどんよりとした朝であった。朝食がバイキング形式であり専用個室の確保ができ
ないことからそれぞれ自由な時間帯で召し上がっていただいた。朝の露天風呂でスッキリしたのはいいが
昨夜持ち込んだ荷物の整理、運び出しもあって出発前集合写真は幹事不手際で、撮れずじまい。
何はともあれ2日目スタート。

 秩父市の隣り町にあるレジャー農園に向かう。ぶどう狩り、しいたけ狩りを楽しむ。頭上から無数にぶら下がる巨峰を房で切り取り
食べるのはおいしく、楽しい。原木から生える椎茸を自らの手で狩り取る経験も楽しむ。嬉しいことにお土産付きである。
前後するが、杵、臼による餅つき体験もした。何十年ぶりだろうか、杵を奮っての餅つきは久しく懐かしい。搗きたて餅をあんこや
大根おろしで頬張る。うまい。また、ビール片手に食べるバーベキューの肉、野菜類も平らげる。仲間のみんなとなら結構入るものだ。
食べて食べて、そしてたくさん食べて2時間があっという間に過ぎた。お土産の椎茸とともにバスに乗り込む。