DATデッキのポータブルタイプとして発表されたデジタルオーディオ・テープコーダー“デジタル・デンスケ”。 クオリティを保ちながら、B5版サイズまで小型化を図っています。 DTC-1000ESと全く同じ4D.D.モーターメカニズムを採用しており、過酷な使用状況下でも、高精度を長期にわたって維持し、高い信頼性と耐久性を獲得しています。 マイクアンプにローノイズFETを使用することで高いSN比を獲得しています。 さらに、ダイナミックレンジを広げるため、マイクアンプ初段は±15Vまで昇圧した電源が使用されています。 外見は2連に見えながらも、回路上はライン入力とマイク入力をそれぞれ独立させた4連独立ボリュームを採用してます。 また、SN比の劣化を極力抑えたNF型アッテネーターを採用しています。 プリエンファシスをかけることで録音特性を改善しています。 A/Dコンバーターにはプロ用PCM機器で実績ある16ビット二重積分型を採用しています。 スタートIDを99ポイントまでオート(録音開始時に必ず)とマニュアル(録音中任意の箇所に)書き込みできます。また、再生時にスキャンサーチで各スタートIDから約10秒間ずつ録音確認ができます。 内蔵クロックからレコーデッドタイム=録音時刻をリアルタイムで記録することができます。記録されるのは録音した年/月/日/曜日/時/分/秒で、再生時にディスプレイに呼び出せます。 この機能はTCD-D10での自己録再のみで利用できます。 はじめ約5秒間は通常再生し、あと早送りする2スピードキュー&レビュー機能を搭載しています。 レコーデッドタイムのほか、録音経過時間、テープ残量時間、バッテリー残量警告表示も可能な液晶ディスプレイを搭載しています。 不意の大入力による歪を防止するリミッター機能を搭載しています。 また、大音量ソースによるマイクアンプの飽和を防ぐ20dBのアッテネーターを搭載しています。 録音内容が確認できるモノラル・モニタースピーカーを搭載しています。 激しい動きの中でも録音および再生状態を保持するホールドスイッチを搭載しています。 主用スイッチを上面パネルに配置することで、インドアでの使いやすさも考慮されています。 プロ機のノウハウを生かした、指向角度可変MS方式ワンポイントマイクが付属しています。 マイクグリップ兼用のワイヤードリモコンが付属しています。 キャリングケース/ベルトが付属しています。 家庭用電源のないところでも、付属の充電式電池で連続約2時間の録音が可能です。 この充電式電池のフルチャージは、付属ACアダプターとバッテリーチャージアダプタを使用して、1.5時間で行います。 別売りアクセサリーにより、カーバッテリーでの駆動も可能です。 |
|