2個のDCブラシモーターを制御
電源電圧7〜35V、最大電流2AまでのDCブラシモーターを2個まで制御することができます。模型によく使われる、FA-130、RE-140、RE-260、RE-280などのモーターは、適正電圧が3Vなので使用することはできません。
モータードライバーIC L298を使用
DCブラシモーター制御によく使われるL298を使用しています。
Hブリッジで制御
Hブリッジ制御により、2個のモーターの正転・逆転、ブレーキ、フリーの制御を行うことができます。
放熱器付きで2Aまで使用可能
放熱器(ヒートシンク)が付いているため、2Aまでの電流で使用することができます。
PWM信号による速度制御も可能
Enable端子にPWM信号を入力することにより、速度制御を行うこともできます。
ただし、保護ダイオードのスイッチング時間の関係上、あまり周波数の高いPWMでは使用できません。
仕様
モーター電圧(電源電圧) 7〜35V
モーター最大電流 2A
ロジック制御電源(5V)は、モーター用電源をボード上のレギュレーターIC、LM317で降圧しますので、モーターの電圧の下限が7Vに制限されます。
あるいは、別途ロジック電源入力を行うと、5Vでも動作します。
使い方チュートリアル(英語)
入力ロジックレベル TTLレベル
L 0〜1.5V
H 2.3〜5V
入力端子 端子台
12V (7〜35V)
GND
5V 電源5V時のロジック電源5V入力、または、7〜35V電源入力時は、5V出力
入力端子 ピンヘッダー
ENA モーター1のEnable
IN1 モーター1 制御1
IN2 モーター1 制御2
IN3 モーター2 制御1
IN4 モーター2 制御2
ENB モーター2のEnable
出力端子 端子台
Out1 モーター1出力
Out2 モーター1出力
Out3 モーター2出力
Out4 モーター2出力
制御
ENA=H、IN1=H、IN2=Lでモーター1が正転
ENA=H、IN1=L、IN2=Hでモーター1が逆転
ENA=H、IN1=L、IN2=Lでモーター1がブレーキ停止(モーターの入力を短絡した状態)
ENA=H、IN1=H、IN2=Hでモーター1がブレーキ停止(モーターの入力を短絡した状態)
ENA=L モーター1がフリー停止
ENA端子にPWM信号を加えると、速度制御を行うことができます。